ポケット総務|お悩み解説
希望休の締め切りを
守らない人が出たとき
締め切りを守らない人が出ても、責めずに回せます。締め切りはシフト作成の10日前に置き、催促は「全体への声かけ」「個別の声かけ」「直接の確認」の3段階に決めておきます。遅れた人の扱いを先にルールにしておくと、店長が毎回迷わずにすみます。
最終更新:2026年11月1日|トータルミッション合同会社(東京都国分寺市)
無料で相談する(30分)なぜ、締め切りを守れない人が出るのか
締め切りを守らない人は、やる気がないとは限りません。よくある理由は次のようなものです。
- 締め切りの日を知らなかった、忘れていた
- 来月の予定がまだ分からない
- 出し方が分からない、手間がかかる
- 言いづらい休みがあって、出すのを後回しにしている
どれも、案内・出し方・ルールで減らせるものです。催促を考える前に、まず「締め切りが分かりやすいか」「出しやすいか」を見直します。
締め切りは、シフト作成の10日前に置く
締め切りをシフト作成の直前に置くと、遅れた人を待つ時間がありません。作成の10日前に置くと、催促と受け付けのやり直しの余裕ができます。
| 日程 | やること(例) |
|---|---|
| 作成の10日前 | 希望休の締め切り |
| 締め切りの翌日〜3日後 | 催促(下の3段階)と、遅れた人の受け付け |
| 作成の7日前 | 最後の受け付け。ここで希望を締める |
| 作成の日 | 集まった希望をもとに下書きを作る |
日付は店に合わせて動かしてください。「全員が出す日」と「遅れた人を拾う日」を分けておくのがコツです。締め切りの日にこだわって全員に最後まで待つと、下書きが作れなくなります。
催促は3段階に決める
催促のしかたを3段階に決めておくと、「いつ、誰が、どこまでやるか」で迷いません。
| 段階 | いつ | 誰に・どの手段で | ねらい |
|---|---|---|---|
| 1段階目:全体への声かけ | 締め切りの2日前と当日の朝 | 全員へ、グループやアプリのお知らせで | 忘れていた人に気づいてもらう |
| 2段階目:個別の声かけ | 締め切りの翌日 | 出していない人だけへ、個別の連絡で | 事情を聞き、出す日を決める |
| 3段階目:直接の確認 | 最後の受け付け日の前日 | 出勤のときに直接、または電話で | 出し方や言いづらい理由を聞く |
1段階目は「全員へ」にすることで、出していない人を名指しせずにすみます。2段階目から個別にします。3段階目は、催促というより「困りごとの確認」です。
そのまま貼れる催促の文面3本
1段階目から3段階目まで、それぞれの文面です。名前と日付だけ直して使えます。
おつかれさまです。来月分の希望休は、〇月〇日(〇)が締め切りです。
出し方は、アプリで日付をタップするだけです。
まだの方は、お早めにお願いします。
休みの希望がない方は「なし」でかまいません。
〇〇さん、おつかれさまです。
希望休の分が、まだ届いていないようです。
来月のシフトを作るために、〇月〇日(〇)までに出してもらえると助かります。
予定が分からない日があれば、分かる日だけでも先に出してください。あとから足してもらえます。
〇〇さん、希望休の件で少し時間いいですか。
出しにくいことがあれば教えてください。出し方が分かりづらいのか、予定がまだ決まっていないのか、言いづらい日があるのか。
責めるつもりはないので、そのまま話してもらえれば大丈夫です。
ほかの場面(締め切りの案内、重なったときのお願い、発表の連絡、通せないときの伝え方)の文面は、希望休が集まらないときの集め方とルール例 にまとめています。
未提出を一覧で見る方法
催促の前に、誰が出していないかを確かめます。記憶に頼ると、見落とします。
- 紙やLINEで集めている場合:スタッフの名簿を作り、受け取った人にチェックを入れる。提出日も書いておく
- ポケット総務の場合:店長・責任者は全員の希望休を一覧で見られます。集まり具合を見て、声をかける相手を決められます
確かめるのは、締め切りの日の夜に1回で十分です。翌日の個別の声かけに使います。なお、アプリが未提出の人へ自動で催促する機能としてはご案内していません。催促の段取りは、お店に合わせて一緒に決めます。
責めない伝え方:言い換えの例
同じ内容でも、言い方で受け取り方が変わります。責める言い方を、次のように言い換えます。
| 避けたい言い方 | 言い換えの例 |
|---|---|
| また出していないですね | 届いていないようなので、確かめさせてください |
| 締め切りを守ってください | 〇日までに出してもらえると、シフトが作りやすくなります |
| なんで出さないの | 出しにくいことがあれば教えてください |
| 遅れた人は通りません | 遅れた分は、空きがあれば対応します。確約はできません |
個人のLINEで夜に催促すると、返信を急かす形になりやすいので、時間帯にも気をつけます。仕事の連絡の手段を分ける考え方は 個人LINEをやめる連絡のしかた をご覧ください。
提出が遅れた人の扱い:ルール例
遅れた人の扱いは、先に決めて、全員に伝えておきます。次は例です。店に合わせて決めてください。
| 場面 | ルール例 |
|---|---|
| 最後の受け付け日までに出した | 通常と同じ順で考える。ただし、先に出した人の希望を優先する |
| 最後の受け付け日を過ぎた | 空きがあれば受ける。通らないことがある。発表後の変更は店長に相談 |
| 急な事情(身内の不幸、急な通院など) | 期限後でも相談を受ける。事情は店長だけが聞く |
| 遅れることが続く | 個人を責めず、出しにくい理由を聞く。出し方・期限の見直しを検討する |
遅れた人にペナルティを設けるかどうかは、店の判断です。給与や評価に関わる扱いは、法律の当てはめが必要です。顧問の社会保険労務士や、厚生労働省の公開情報でご確認ください。
希望休が多い人と少ない人の不公平は 希望休が多い人・少ない人で不公平にならないルール で、シフト全体の運用の型は シフト運用の提案ページ で書いています。
この記事は一般的な考え方で、特定の調査や実績にもとづくものではありません。ルールや文面の数字・日付は例です。お店の規模や働き方に合わせて変えてください。
30分で、画面を見ながら確かめます(オンラインでも。多摩地区は、うかがうこともできます)。
よくある質問
- 締め切りは、作成の何日前に置くのがよいですか。
- 例として、作成の10日前を目安にしています。遅れた人を拾う日を3〜7日残せるためです。お店の規模や、シフトを発表する日から逆算して決めます。
- 催促の連絡は、いつまでに何回すればよいですか。
- 例として、3段階に決めています。締め切りの2日前に全体へ、翌日に個別へ、最後の受け付け日の前日に直接の確認です。回数より、「誰が、いつ、どの手段で」を先に決めておくことが大切です。
- ずっと遅れる人には、どう対応しますか。
- まず理由を聞きます。出し方が分からない、予定が決まらない、言いづらい日がある、などのときは、案内やルールを変えて解決できることがあります。ペナルティなど評価に関わる扱いは、顧問の社会保険労務士にご確認ください。
あわせて読む 希望休が集まらない / 希望休が多い人・少ない人で、不公平にならないルール / 個人LINEをやめる / シフト運用の型
お悩み解説 美容室のスタッフが急に休んだとき、店長がやること / 美容室のシフトの作り方:予約とアシスタントの組み方 / 美容室の希望休が重なるとき:土日・講習・年末の決め方 / 突発休(急な欠勤)が出たとき、店長がやること / 当日欠勤の連絡ルールの決め方締切・手段・記録 / 希望休が多い人・少ない人で、不公平にならないルール / 2号店のヘルプ(応援)のルールの決め方を整理する / LINEグループでシフトを回す限界と、仕事用に切り替える手順 / アルバイトの年末調整で、差し戻しになりやすいところ / シフト表のエクセルが限界になるサイン / 無料のシフトアプリで足りる店・足りない店 / 店長ひとりでシフトを作るのがしんどいときの手順 / 人は足りているのにシフトが回らない3つの原因 / 「休むなら代わりを探して」の運用の利点とリスク / 欠勤・遅刻の記録、何をどう残すか / アルバイトのシフトの作り方:希望の集め方から発表まで / 希望休を断らざるを得ないときの伝え方 / 遅刻の連絡ルール:何分前までに、誰に、どう伝えるか / バイトへの連絡が届かない・見落とされるときの工夫 / お悩み解説の一覧
美容室・サロン、国分寺・多摩のお店の方へ
美容室・サロンでも、シフトの組み方、スタッフの急な休み、希望休の決め方で悩むのは同じです。国分寺市を中心に、多摩地区のお店は現場へうかがって、一緒に決めることもできます。最初の相談は30分無料です。
まず30分、いまのやり方を伺って、
どこから楽にできるかご提案します
お申し込みのあと、その日のうちに(受付時間外は次の営業日に)お電話かメールで日程をご相談し、簡単な質問票をお送りします。30分でお店のシフトや書類の流れを伺い、実際の画面をお見せしながら、最初に試す1件の具体案(A4・1枚)をお渡しします。
オンラインでも、ご訪問でも。
- 売り込みの電話はいたしません。
- その場で契約をお決めいただく必要はありません。
- ご都合のよい時間帯をお選びいただけます(平日の昼・夕方以降など)。
- 最初の30分のご相談は無料です。
入力した内容が AI の学習に使われない設定・プランで組みます。
050-6865-7152平日 10:00〜19:00