ポケット総務|お悩み解説

店長ひとりでシフトを作るのが
しんどいときの手順

店長ひとりでシフトを作るのがしんどいのは、作業が多いからだけではなく、ルールが頭の中にしかないからです。手順は4つです。①頭の中のルールを書き出す。②決めることを5つに絞る。③スタッフに任せる範囲を決める。④毎月の段取りを時刻表にする。これだけで、作る時間と迷いは減らせます。

最終更新:2026年11月6日|トータルミッション合同会社(東京都国分寺市)

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写す仕事はアプリへ。決めるのは、店長へ。(7ページのまんが)

自動シフト作成は、別料金のオプションです。画面は一例で、下書きは目安です。直して決めるのは人です。

ルールは、お店で決めた範囲です。労働時間・休日などの法令への適合の確認は含みません。

人物・お店は物語の例です。ポケット総務は、就業規則を作るものではありません。法律の判断もしません。

1ページ目。25日の前の夜、閉店後のお弁当屋さんで、店長がレシートの裏や付箋の希望休のメモを前に頭をかかえ、「これ、木曜か?金曜か?」とつぶやく。
2ページ目。25日の朝、貼り出したシフト表を見て、スタッフが「この日、休みで出したはずで」、先輩も「私もここ休みです」。店長は「写し間違い、でした」と縮こまる。
3ページ目。先輩が「みんなに自分で出させたら?」。店長は渋るが、「頭の中のを一個言ってみて」で書き始めると、「同じ日に休ませない二人」など3つのルールが紙に出てくる。先輩は「これ、誰かに渡せますよ」。
4ページ目。スタッフがスマホで、日付をタップして希望休を出す画面を見せる。店長は「写さなくて、いいんですか」、先輩は「写すの、もうおしまいです」。
5ページ目。閉店後のきれいな机で、店長がパソコンを見る。全員の希望がひとつの表に並んでいる。「自動で下書きを作る」を押す直前。
6ページ目。お店のルールどおりの下書きができていて、赤い日が2日だけ。店長は赤い日を直して決めながら、「今までの夜は、何だったんだ」。
7ページ目。シフトを発表すると、スタッフは「私の休み、ちゃんと入ってる」。することがなくなった店長は夜まで店に残り、「何しよう」とつぶやいて、先輩に「帰ってください、店長」と言われる。
押すと全画面で開き、スマホは横にスワイプで次のページへ進めます。
まんがのあらすじを、文字で読む
  1. 1ページ目「25日の前の夜」シフトを作る店長は、希望のメモを前にひとり、頭をかかえる。
  2. 2ページ目「25日の朝」貼り出したシフトに、写し間違いが見つかる。
  3. 3ページ目「頭の中のルール」希望は自分で出してもらおうと言われて店長は渋るが、頭の中のルールを一個言ってみて、紙に書き出す。
  4. 4ページ目「日付をタップ」スタッフが希望休をスマホで出す。写す仕事はなくなる。
  5. 5ページ目「全員の希望が、ひとつの表に」店長は一覧を見て、下書きを作るボタンを押す。
  6. 6ページ目「赤い日だけ直す」お店のルールどおりの下書きができて、店長は赤い日を直して決める。
  7. 7ページ目「発表」スタッフの休みは合っていて、店長は夜の時間があいて手持ちぶさたになる。

人物・お店は物語の例です。画面は一例です。自動シフト作成は、別料金のオプションです。内容・時期・費用は、ご相談のうえお見積りします。

結論:しんどさの正体は、ルールが頭の中にあること

シフトを作るのに、時間がかかる。毎月、同じ迷いが出る。休んだら誰も代わりに作れない。こうした状態は、店長の能力の問題ではありません。ルールが書かれていないため、毎回、ゼロから考え直しているのです。

頭の中にあるものを紙に出して、決める数を絞り、任せられるところは任せ、日程を決めておく。この順番で進めると、ひとりで抱える負担が小さくなります。体験談ではなく、一般的な整理の仕方としてお読みください。

手順1:頭の中のルールを書き出す

まず、シフトを作るとき、無意識に守っているルールを全部書き出します。きれいにまとめる必要はありません。思いつくまま、箇条書きにします。次の問いに答えると、出しやすくなります。

  • 各時間帯に、最低何人必要か。持ち場ごとの人数は
  • この人がいないと開けられない、という役割や資格はあるか
  • 連続して働かせない日数の上限は、何日か
  • 1日の最長の勤務時間や、休憩の取り方は
  • 新人を、ひとりにしない(経験者と組ませる)決まりはあるか
  • 相性の問題で、同じ時間帯に入れない組み合わせはあるか
  • 学生や家庭の事情で、入れない曜日・時間は決まっているか
  • 繁忙日(月末・週末・イベント日など)は、いつか

書き出すと、10個から20個くらいになることが多いです。この時点で、すでに「これ、本当に必要なルールだったかな」と気づくものが出てきます。

手順2:決めることを5つに絞る

書き出したルールは、そのまま全部を毎回考える必要はありません。「外せないもの」と「できれば守るもの」に分け、毎月の判断に使う軸を5つに絞ります。例えば、次の5つです。

  1. 外せない枠(これが埋まらないと営業できない時間帯と最少人数)
  2. 希望休の優先順位(先着・回数が少ない人を優先、など)
  3. 連続勤務と休憩の上限(法令や就業規則の範囲内で、お店の目安を決める)
  4. 新人や経験の浅い人の組み方
  5. 急な欠勤のときの代わりの探し方(誰に、何で、いつまでに連絡するか)

「何を決めておけば、毎月の判断が速くなるか」を考えるのがコツです。希望休の優先順位は、希望休が多い人と不公平感の整え方で、決め方の例を紹介しています。

連続勤務や休憩、勤務時間の上限は、法律と就業規則で決まります。お店の目安を作るときは、顧問の社会保険労務士や、厚生労働省の公開情報でご確認ください。

たとえば、希望の写し間違いがよく起きるなら、5つのうち1つ目と2つ目の決め方が曖昧なのかもしれません。しんどさを感じた作業ごとに、「どの決めごとが足りないか」を探してみてください。

手順3:スタッフに任せる範囲を決める

全部を店長がやらなくても、スタッフに任せられる部分があります。任せると、店長の作業が減るだけでなく、スタッフが決まりを理解しやすくなります。次の表は、任せやすさの目安です。

作業任せやすさ任せ方の例
希望休の提出任せやすいスタッフが自分で、期限までに出す。店長は写さない
入れる日・入れない日の整理任せやすい自分の希望と、変えられない予定を分けて出してもらう
急な欠勤の代わりの募集一部任せられる店長が募集をかけ、入れる人が自分で手を挙げる
シフトの交代の相談一部任せられるスタッフ同士で相談し、店長は承認だけする
シフトの下書き副店長などにルールを書いた紙を渡し、まず下書きを作ってもらう
最終の確定・発表店長が行う責任の所在をはっきりさせるため

任せるときは、「ここまでは任せる。ここから先は店長が決める」と、最初に線を引いてください。線が曖昧だと、結局、全部を店長が確認し直すことになります。

手順4:毎月の段取りを時刻表にする

日程が決まっていないと、作業がだらだら伸びます。次のように、逆算した時刻表を作り、スタッフにも先に見せておくと、提出が遅れにくくなります。例として、翌月のシフトを、前月25日に発表する場合です。

日にちやること担当
前月の10日希望休の提出を締め切る(発表の15日前)スタッフ
前月の11日未提出の人に、1回だけ催促する店長
前月の12日希望を集計し、外せない枠と見比べる店長
前月の14日下書きを作る。足りない枠を確認する店長(または副店長)
前月の17日下書きをスタッフに見せ、直しの希望を受ける店長・スタッフ
前月の22日最終の調整。足りない枠は、募集をかける店長
前月の25日確定し、発表する店長

日程は、お店の事情に合わせて動かしてください。大事なのは、「前から数えて何日前」と決めておくことです。希望休の締め切りの置き方と催促の文面は、希望休の締め切りを守らない人への対応にまとめています。

それでも、ひとりで回すのが重いとき

ここまでの手順を試しても、集計や連絡の作業そのものが重い場合は、道具や仕組みの見直しの時期かもしれません。エクセルで作っている場合は、シフト表のエクセルが限界になるサインで、サインのチェックができます。

ポケット総務は、シフト・希望休・突発休(急な欠勤)・年末調整を、スマホで回す総務アプリです。スタッフは、日付をタップして希望休を出し、急な欠勤や遅参を連絡できます。店長・責任者は、全員の希望休を一覧で見て、承認し、シフトの下書きを作って直し、発表できます。上の手順3の「任せる範囲」を、仕組みの側で支えるイメージです。

ただし、手順1〜2のルールを書き出す作業は、道具を入れても必要です。ルールが決まっていない状態でアプリを入れても、頭の中の混乱が画面に移るだけになるためです。お店のルールの整理から一緒にしたい場合は、シフト運用の型も参考にしてください。

今月中にできる最初の一歩

  1. 今日、10分だけ使って、頭の中のルールを紙に書き出す
  2. 書き出したルールを「外せない」「できれば守る」に分ける
  3. 外せないもののうち、毎月の判断に使う5つを選ぶ
  4. 次回の希望休の締め切りを、発表日の15日前に置く
  5. 副店長か古参のスタッフに、ルールの紙を1枚見せて、意見をもらう

これだけでも、来月のシフト作成は、今月より少し軽くなります。全部を一度に整えようとせず、1つずつで構いません。

いまのやり方で、どこが楽になるか。

30分で、画面を見ながら確かめます(オンラインでも。多摩地区は、うかがうこともできます)。

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よくある質問

シフト作成の負担は、どれくらい減らせますか。
減る時間はお店によって違い、一律の数字は出せません。ルールの書き出しと締め切りの前倒しだけでも、迷う時間と催促の手間は減らしやすい部分です。
属人化とは何ですか。
特定の人しか作り方や判断の根拠を知らず、その人がいないと業務が止まる状態です。シフト作成では、ルールが店長の頭の中だけにある場合が、これに当たります。
スタッフにシフトを作らせても大丈夫ですか。
下書きまでを任せ、確定と発表は店長が行う分け方が、責任の所在をはっきりさせやすい進め方です。任せる範囲は、お店の事情に合わせて決めてください。
相談だけでも大丈夫ですか。
はい。最初の相談は30分無料です。ルールの書き出し方から、一緒に考えられます。

美容室・サロン、国分寺・多摩のお店の方へ

美容室・サロンでも、シフトの組み方、スタッフの急な休み、希望休の決め方で悩むのは同じです。国分寺市を中心に、多摩地区のお店は現場へうかがって、一緒に決めることもできます。最初の相談は30分無料です。

まず30分、いまのやり方を伺って、
どこから楽にできるかご提案します

お申し込みのあと、その日のうちに(受付時間外は次の営業日に)お電話かメールで日程をご相談し、簡単な質問票をお送りします。30分でお店のシフトや書類の流れを伺い、実際の画面をお見せしながら、最初に試す1件の具体案(A4・1枚)をお渡しします。お店の決まりは変わっていくので、使いながら一緒に見直していくこともできます。

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