ポケット総務|お悩み解説

アルバイトのシフトの作り方:
希望の集め方から発表まで

アルバイトのシフトは、「希望の締切→下書き→調整→発表」を1か月の中で順番に回すと、作り直しが減ります。ポイントは、作り始める前に「必要な人数」「希望休の上限」「締切の日」を決めておくことです。この記事では、日付つきの流れと、そのまま貼れる案内文を紹介します。

最終更新:2026年11月1日|トータルミッション合同会社(東京都国分寺市)

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シフトづくりは「作る前」で半分決まる

シフトを作る作業は、紙や表計算ソフトの前に座ったところから始まるわけではありません。実際には、希望の集め方や締切の決め方で、作業のやりやすさの半分が決まります。希望がバラバラに届いたり、締切が曖昧だったりすると、下書きのたびに作り直しが起きます。

この記事は、スタッフが数人から数十人の店・事業所で、アルバイトのシフトを1人または少人数で作っている店長・オーナー向けです。日付は例で、店の都合に合わせて前後させてください。

先に決めておくこと5つ

下書きに入る前に、次の5つを決めて書き出しておきます。1度決めれば、毎月使い回せます。

決めること決め方の例決めないと起きること
シフトの期間毎月1日〜末日、または16日〜翌15日などいつの分の希望か分からず、提出が食い違う
時間帯ごとの必要人数平日の朝は2人、土日の夜は4人など。最低人数と、いると助かる人数の2つ人数が足りない日に気づくのが遅れる
希望休の上限1人あたり月3〜4日まで、同じ日に休める人数は1〜2人までなど希望が重なり、あとで断る場面が増える
提出の締切シフト作成の10日前、など。曜日も決める締切後の提出が増え、下書きが何度も変わる
発表の日と方法期間の開始の10日前に、アプリやチャットで発表するスタッフが予定を立てられず、直前の希望休が増える

希望休の上限や締切の考え方は、希望休の締切を守らない人が出たときと希望休の不公平をなくすルールで詳しく書いています。

1か月の流れ:日付つきの例

12月1日〜12月31日のシフトを作る場合の例です。発表を期間の開始の10日前(11月21日)に置くと、スタッフが予定を調整する余裕が生まれます。

日付(例)やることひとこと
11月1日希望休の提出を案内する(締切日を入れる)案内には、期間・締切・上限・出し方の4点を入れる
11月10日希望休の締切締切の前日に、まだ出していない人へ1回だけ確認を送る
11月11日〜12日提出を集計し、同じ日に重なっていないか確認する重なった日は、先に決めた優先順位のルールで決める
11月13日〜15日シフトの下書きを作る必要人数を満たすことを先に。次に偏りを整える
11月16日〜19日下書きを関係者で見直し、個別に調整する出られない日・時間の変更希望は、この間に受ける
11月20日最終確認人数、休憩の取り方、1人あたりの勤務時間の偏りを確かめる
11月21日発表発表後の変更は、決まった窓口だけで受ける

実際は、店の規模によって日数は変わります。スタッフが10人以下なら、集計から発表まで3〜4日で済む店もあります。反対に、人数が多い店は、下書きと調整にもう数日かかります。

下書きの作り方:順番を決めると迷わない

下書きを作るときは、次の順番で埋めると手戻りが減ります。

  1. 希望休を先に反映する:休みの日を先に空けておく
  2. 必要人数が最低ラインに届かない枠を探す:足りない枠が先に分かると、あとで慌てない
  3. 経験者を、重要な時間帯に先に置く:新人だけの枠をつくらない
  4. 1人あたりの勤務日数・時間が偏っていないか確かめる
  5. 連続勤務、遅い時間の勤務、学生なら試験期間など、配慮が必要な点を最後に確かめる

アルバイトは、希望の日数や時間に幅があります。最初に「週何日・1日何時間入りたいか」を聞いておくと、下書きの出発点がそろいます。

ポケット総務では、店長・責任者が全員の希望休を一覧で見て、承認し、シフトの下書きを作って直し、発表することができます。表計算ソフトで集計する手間を、画面上の一覧に置き換えられます。ただし、必要人数や上限のルールは、お店に合わせて決める内容です。

貼れる案内文:希望の提出を集める

文面例:シフト希望の提出のお願い(月初)

お疲れさまです。
12月分(12/1〜12/31)のシフト希望の提出をお願いします。

・提出の締切:11月10日(月)の23時まで
・出し方:アプリ(またはチャット)で、休みたい日を選び、理由があればひとこと添えてください
・お願い:同じ日に休める人数に限りがあります。重なった場合は、理由のある希望と、今月の希望が少ない方を先にします
・締切を過ぎたときは、店長まで直接ご相談ください。希望に添えない場合もあります

分からないことがあれば、いつでも聞いてください。よろしくお願いします。

文面例:シフト発表のお知らせ

お疲れさまです。
12月分のシフトを発表します。アプリ(またはチャット)で、ご自分の予定を確認してください。

・確認のお願い:11月23日(日)までに、見たという返信をお願いします
・変更したいとき:11月26日(水)までに、店長へ連絡してください
・それ以降の変更は、代わりの人を探す必要があるため、個別に相談させてください

よろしくお願いします。

案内文には、期間・締切・上限・出し方の4点を毎回入れておくと、同じ質問を何度も受けずに済みます。

よくある失敗と、その直し方

よくある失敗原因直し方
締切後の希望が、毎回届く締切の日が曖昧、または守らなくても通るから締切の日時を案内に明記し、締切後は「相談」扱いと決めて伝える
下書きが、何度も作り直しになる希望の出し方がバラバラ(口頭・チャット・メモ)出し方を1つに絞る。受け取る窓口も1か所にする
同じ人にばかり、きつい枠が当たる勤務日数・時間を数えていない下書きのあとで、1人あたりの日数・時間を数える。偏りが続くなら、翌月に回す
発表後に、変更依頼が相次ぐ発表が遅い、または確認の返信を取っていない発表を早め、見たという返信を求める。変更の窓口と期限を決める
人が足りない枠に、直前で気づく必要人数を決めていない先に枠ごとの最低人数を決め、足りない枠は発表前に募る

当日に起きる欠勤や遅刻は、シフトを作る段階では避けられません。急な欠勤への備えは当日欠勤の連絡ルールで、連絡の手段はアルバイトの連絡手段のページで扱っています。

店長ひとりで抱えない仕組みにする

シフトづくりが月に数日、店長の時間を占めている場合は、仕組みで軽くできる部分があります。たとえば、希望の集計を一覧で見られるようにする、締切後の連絡を減らす、発表後の変更を窓口に集める、などです。

  • 希望の受け取りを1か所にまとめる
  • 締切と上限は、毎月同じ形で案内する
  • 下書きは、必要人数の確認だけを先に終える
  • 発表と、見たという返信の確認までを1つの流れにする

シフトの組み方そのものを見直したいときは、シフト設計のページもご覧ください。ポケット総務の設計は、現場の状況を聞きながら一緒に決めます。最初の相談は30分無料で、国分寺市を中心に、多摩地区は現場へうかがうことも、オンラインで進めることもできます。

いまのやり方で、どこが楽になるか。

30分で、画面を見ながら確かめます(オンラインでも。多摩地区は、うかがうこともできます)。

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よくある質問

シフトの希望は、いつまでに集めるのがよいですか。
店によりますが、シフトを発表する日の10日前を目安に締切を置く例があります。集計・下書き・調整に必要な日数から逆算して決めてください。
アルバイトに、シフトの希望を何日分まで出してもらえばよいですか。
1か月単位で出してもらう店が多いです。曜日ごとの希望(毎週月曜は入れない、など)と、その月だけの休みの希望を分けて聞くと整理しやすくなります。
シフトの下書きは、誰が確認するのがよいですか。
店長のほか、現場の責任者や経験者の目が入ると、人数や組み合わせの見落としが減ります。人数が少ない店では、発表前に1人だけ見てもらう形でも効果があります。
シフトを組むうえで、法律面の注意はありますか。
労働時間・休憩・休日などの決まりが関わります。個別の運用は、顧問の社会保険労務士や、厚生労働省の公開情報でご確認ください。

美容室・サロン、国分寺・多摩のお店の方へ

美容室・サロンでも、シフトの組み方、スタッフの急な休み、希望休の決め方で悩むのは同じです。国分寺市を中心に、多摩地区のお店は現場へうかがって、一緒に決めることもできます。最初の相談は30分無料です。

まず30分、いまのやり方を伺って、
どこから楽にできるかご提案します

お申し込みのあと、その日のうちに(受付時間外は次の営業日に)お電話かメールで日程をご相談し、簡単な質問票をお送りします。30分でお店のシフトや書類の流れを伺い、実際の画面をお見せしながら、最初に試す1件の具体案(A4・1枚)をお渡しします。

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