ポケット総務|お悩み解説

突発休(急な欠勤)が出たとき、
店長がやること

突発休(急な欠勤)が出たら、店長がやることは5つです。①来られない枠を確かめる。②必要な枠だけに絞る。③代わりを一度に募る。④連絡と理由を記録に残す。⑤翌月のシフトに活かす。1人ずつ電話をかけ回すより、枠を絞って一度に募るほうが、開店の準備を止めずに済みます。

最終更新:2026年11月1日|トータルミッション合同会社(東京都国分寺市)

無料で相談する(30分)4ページのまんがで読む ↓

朝、急な休みの連絡が来たら(4ページのまんが)

1ページ目。朝、スタッフから「今日は、お休みをお願いします」と電話が入る。店長は連絡へのお礼を伝え、まず状況を確認する。次にどこへ連絡するか、動く順番を決めておきたいと考える。
2ページ目。売り場でひとり足りないと店長が話すと、パートの先輩が午後なら入れると答える。店長は助かりますと伝え、ほかの人にも電話で聞いてみる。先輩は、順番に聞くと大変ですねと声をかける。
3ページ目。店長がスマホの「来られる人」の画面で、お店から募集を出す。自宅のスタッフが連絡を確認し、今日は行けそうですと返事をする。店長がお礼を伝え、先輩と決めた順番を共有しようと話す。
4ページ目。動く順番を店長が紙に書いておく。休んだ日の連絡も確認できる。状況の確認、募集、お礼の順を、皆で確認しておこうと話す。帯は「何から動くか、先に決めておく。」
押すと全画面で開き、スマホは横にスワイプで次のページへ進めます。

まんがは物語です。人物・お店は例で、画面や機能は一例です。お店からの募集や、募る範囲・手当・記録の決まりは、お店に合わせて設計する内容で、最初から入っているわけではありません。法律の扱いは断定していません。顧問の社会保険労務士にご確認ください。

まんがのあらすじを、文字で読む
  1. 1ページ目「朝、休みの連絡が来る」朝、スタッフから休みの連絡。まず状況を確認し、次にどこへ連絡するか、動く順番を決めておきたいと考える。
  2. 2ページ目「ひとり足りない売り場」売り場がひとり足りない。パートの先輩が午後なら入れると言ってくれる。ほかの人にも電話で順番に聞く。
  3. 3ページ目「来られる人を、募集する」店長がスマホで「来られる人」を募集。自宅のスタッフが連絡を見て、今日は行けそうだと返事をする。
  4. 4ページ目「何から動くか、先に決めておく。」動く順番を紙に書いて、皆で確認する。状況の確認、募集、お礼の順。

登場する人物・お店は物語の例です。画面や機能は一例で、御社に合わせて設計します。

結論:5つの順番で動く

突発休とは、前日までの届け出がなく、当日になって決まる欠勤のことです。この記事では「急な欠勤」「当日欠勤」と同じ意味で書きます。慌てると、思いついた人に電話をかけ始めがちです。先に次の順番で動くと、迷いが減ります。

  1. 来られない枠を確かめる(誰の、何時から何時まで、どの持ち場か)
  2. 必要な枠だけに絞る(今いる人で回せる時間は、埋めない)
  3. 代わりを一度に募る(個別の電話をかけ回さない)
  4. 連絡と理由を記録に残す(日時・理由の区分・代わりの人・手段)
  5. 翌月のシフトに活かす(頼む相手が偏っていないか、出やすい曜日はどこか)

ここから、1つずつ説明します。そのまま貼れる文面は、急な欠勤の代わりの探し方(文面10本)にまとめています。この記事では、そのうち3本だけ載せます。

① 来られない枠を確かめる

連絡を受けたら、休む人には、体調と、いつなら連絡がつくかだけを聞きます。詳しい症状までは聞かなくて構いません。そのうえで、店長は自分で次のメモを書き出します。

  • 休む人の名前と、休む時間(始業から終業まで/午前だけ/遅れて来るかもしれない、など)
  • その時間の持ち場(ホール・キッチン・受付・施術・授業など)
  • 資格や経験が要る枠かどうか
  • その時間に、今いる人数で回せるか

遅れて来る可能性があるときは、「遅れて来るかもしれない」前提で、最初の1時間だけ別の人で埋める形にすると、判断が早くなります。

② 必要な枠だけに絞る

休む人の枠を、そのままそっくり埋める必要はないことがあります。今いる人の持ち場を組み替えれば回る時間、お客さまが少ない時間、予約を動かせば済む時間は、埋めずに済むかもしれません。絞ると、頼む相手の数が減り、頼まれる側の負担も軽くなります。

絞るときは、「ここは埋めないと営業できない」枠と、「あれば助かる」枠を分けます。前者だけを先に募り、後者は余裕があれば追加で募ります。

③ 代わりを一度に募る

電話をかけ回すと、何が起きるか。

1人ずつ電話をかけると、起きやすいことがあります。

  • 1人に断られるたびに、次の人へかけ直す。その間、開店の準備が止まる
  • 電話に出られない人(勤務中・運転中・睡眠中)に、何度もかけ直すことになる
  • 最初に電話がつながる人に頼みがちになり、頼む相手が同じ人に偏る
  • 誰に頼んだか、誰が断ったかが、店長の頭の中だけに残る
  • 後から連絡した人が、すでに決まったと知らないまま待つ

入れる人に、一度に同じ文面で募ると、これらの多くを避けられます。返事が来た順や、決めておいた条件で選べばよく、決まったら全員に知らせれば終わります。

文面例1:当日の朝、一斉に募る

おはようございます。【店名】の【氏名】です。
本日【時刻】〜【時刻】の【持ち場】に、急な欠勤で空きが出ました。
入れる方は、【時刻】までに「入れます」とだけ返信してください。
決まったら、こちらから確定の連絡をします。
お休みの方は、返信しなくて大丈夫です。

文面例2:誰も手を挙げないとき、個別にお願いする

【氏名】さん、お疲れさまです。【店名】の【氏名】です。
本日【時刻】〜【時刻】の【持ち場】が、まだ空いています。
一斉に募りましたが決まらず、個別にご連絡しました。
入れそうでしたら教えてください。難しければ、そのまま「難しいです」で大丈夫です。

文面例3:代わりに入ってくれた人へのお礼

【氏名】さん、本日はありがとうございました。
急なお願いにもかかわらず、入ってくださって助かりました。
【持ち場】がスムーズに回りました。

ほかの文面(夜勤の代わり・早番遅番・遅刻の連絡への返事・応援を頼む他店舗向けなど)は、急な欠勤の代わりの探し方のページに載せています。

偏りを防ぐ決め方

急な募集は、頼みやすい人に偏りやすく、頼まれ続ける人が疲れてしまいます。偏りを防ぐには、募る前に、決め方を決めておきます。例として、次のようなものがあります。

  • 募る範囲を決める:全員/同じ職種/近い店舗。範囲を毎回同じにすると、偏りが見えやすくなる
  • 選び方を決める:返事が早い順/今月の頼まれ回数が少ない順/前後の勤務の間隔があく人を優先、など
  • 回数を見える形にする:誰に何回頼んだかを記録に残し、月末に見る
  • 条件が必要な枠は、先に条件を伝える:資格・経験・出られる時間
  • 手当を付けるかは、店の判断で決める。付ける場合は、事前に伝えておく

手当や、労働時間の通算、休日・深夜の扱いなどの法律の当てはめは、お店ごとに違います。顧問の社会保険労務士や、厚生労働省の公開情報でご確認ください。

④ 連絡と理由を記録に残す

急な欠勤の記録は、あとで確かめる必要があるときに役立ちます。遅刻・早退・欠勤のほか、代わりを頼んだ経緯も残しておくと、翌月のシフトを決めるときに使えます。残す項目の例です。

  • 連絡を受けた日時と、受けた人
  • 休む人の名前、休む時間
  • 理由の区分(体調/家庭の事情/交通機関/その他)。病名など詳しい内容は、記録するかをお店で決める
  • 連絡の手段(電話/チャット/アプリ)
  • 代わりに入った人の名前と時間
  • 募集の結果(一斉に募って決まった/個別にお願いした/人数を減らして回した)

連絡のルール(何時間前まで・誰に・どの手段で)を先に決めておくと、記録も揃います。当日欠勤の連絡ルールの決め方で、決めることを整理しています。

⑤ 翌月のシフトに活かす

月末に、記録を見返します。見るのは次の3つです。

  • 急な欠勤が出やすい曜日・時間帯はどこか。出やすい時間帯は、あらかじめ多めに人を置けないか
  • 頼んだ相手が偏っていないか。偏っていれば、翌月は頼む順番を変える
  • 代わりが見つかりにくい枠はどこか。資格や経験が要る枠は、入れる人を増やす相談をする

希望休の集め方や、組み方の型は、希望休が集まらないときの集め方とシフト運用の型でも解説しています。

アプリで募る場合に、設計すること

ポケット総務では、スタッフが突発休・遅参をスマホから連絡して記録に残せます。店長・責任者は、希望休の一覧、承認、シフトの下書きの作成と発表ができます。「今日入れる人を一度に募る」使い方(ヘルプ募集)と、募る範囲・手当・記録の決まりは、最初から入っている機能ではなく、お店・事業所に合わせて設計する内容です。設計では、次のことを決めます。

  • 誰に募るか(全員/同じ職種/近い店舗)
  • 代わりに入れる条件(資格・経験・時間)
  • 手当を付けるか、付ける場合の伝え方(付けるかは店の判断)
  • 連絡の締切と手段(電話とあわせて行う形が前提)
  • 記録に残す項目と、月末に見る項目
  • 誰も手を挙げなかったときに、誰が動くか

無断欠勤の扱い、代わりを探させる運用、手当と労働時間の通算などの法律の当てはめは、顧問の社会保険労務士・税理士や、厚生労働省・国税庁の公開情報でご確認ください。ポケット総務は、給与計算や法律の判断はしません。

お店の場合にどう組むかは、最初の30分の相談で、画面を見ながら決めていけます(オンラインでも、多摩地区は現場へうかがうこともできます)。業種ごとの例は、飲食店やコンビニなど、アルバイト編のページにあります。

いまのやり方で、どこが楽になるか。

30分で、画面を見ながら確かめます(オンラインでも。多摩地区は、うかがうこともできます)。

無料で相談する

よくある質問

突発休(急な欠勤)が出たら、最初に何をしますか。
休む人の体調と連絡のつく時間だけを聞き、休む枠(時間・持ち場・資格が要るか)を書き出します。そのあと、今いる人で回せる時間を除き、必要な枠だけを入れる人に一度に募ります。
代わりを一度に募ると、誰も手を挙げないときは困りませんか。
最後に残った枠は、責任者が個別にお願いします。人数を減らして回す段取りも、先に決めておくと慌てません。頼む相手が偏らない決め方も、あらかじめ決めておきます。
手当は付けなければいけませんか。
付けるかどうかは、お店・事業所の判断です。付ける場合は、事前に伝えておくと分かりやすくなります。労働時間の通算など法律の当てはめは、顧問の社会保険労務士などにご確認ください。

美容室・サロン、国分寺・多摩のお店の方へ

美容室・サロンでも、シフトの組み方、スタッフの急な休み、希望休の決め方で悩むのは同じです。国分寺市を中心に、多摩地区のお店は現場へうかがって、一緒に決めることもできます。最初の相談は30分無料です。

まず30分、いまのやり方を伺って、
どこから楽にできるかご提案します

お申し込みのあと、その日のうちに(受付時間外は次の営業日に)お電話かメールで日程をご相談し、簡単な質問票をお送りします。30分でお店のシフトや書類の流れを伺い、実際の画面をお見せしながら、最初に試す1件の具体案(A4・1枚)をお渡しします。

無料で相談する画面を見ながらの説明を相談する →

オンラインでも、ご訪問でも。

  • 売り込みの電話はいたしません。
  • その場で契約をお決めいただく必要はありません。
  • ご都合のよい時間帯をお選びいただけます(平日の昼・夕方以降など)。
  • 最初の30分のご相談は無料です。

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